builderscon 2018 に参加(登壇)してきました

数年放置していた本ブログですが、私は元気です。

builderscon 2018に参加してきました。

オープニングには間に合いませんでしたが、色々なセッションに刺激をもらいました

開発現場で役立たせるための設計原則とパターン

実況中継シリーズ 「開発現場で役立たせるための設計原則とパターン」 #builderscon 2018 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く

設計に関しては、抽象論の空中戦になることが多い実感。「個人の感想です」が顔を出しがちになるホントこれ。設計原則に当てはめて考察するってのは筋がいい。設計コストの問題もあるにせよ、これは自身やチームのレビューに有効そうだなと実感。

Webサービスにて200週連続で新機能をリリースする舞台裏

Webサービスにて200週連続で新機能をリリースする舞台裏 / builderscon tokyo 2018 - Speaker Deck

毎週リリースとなると週刊連載を持つようなものだよなぁと思ってたけど、実際にネタのストックをためておいたりとか1話完結の漫画家ぽい

それでも毎週リリース出せるのはチームの自力があってのことだろうし、ここ数年のMackreleの開発状況を見ると尊敬せざるをえない。スタートアップ期が終わったっていうのは良い判断だし素晴らしいスピード感だったと思う (Mackerelガンガン使っております

機械学習を用いず数学でゲーム内の需要予測をする

機械学習を用いず数学でゲーム内の需要予測をする - Speaker Deck

会社の同僚のセッション。機械学習で使えるような形式やデータ量でもない場合には数式(+人間)で予測することができる。ソーシャルゲームで需要予測を行ったの実例を紹介。山場はホワイトボードで数式を書き始めたあたり、かっこいい!

Webサービスの品質とは何か?アラート地獄と監視の失敗、サービスレベル目標設計から学んだ3つの答え

Webサービスの品質とは何か?アラート地獄と監視の失敗、サービスレベル目標設計 から学んだ3つの答え - Speaker Deck

大変身につまされる思いがしました...ごめんなさい。忙しさにかまけて、ついつい放置しがちになってしまい云々....アラートがアクションにつながらないってのは本当

証券トレーディング業務におけるExcel依存を脱却するプロジェクトで直面した技術的選択とプロジェクト運営の失敗

録画撮影禁止だけのことはある、業界自体が怖いよ。ヒットマンが飛んできそうだ。 社内システムの顛末なんだけど、当初の要件としてはシステム規模が大きくならないはずなのにね。 あまり関わることのない世界だと思いたい。

ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ

ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ / The construction of large scale TLS certificates management system with AWS - Speaker Deck

そーだいなるピタゴラスイッチだ。色々悲鳴が聞こえて来てはいた(?)けどよくぞ作ったものだと尊敬する。実にはてなっぽい。

要素技術的にはDynamoDBのTTLをトリガーにするのが良さそう。ドミノを倒すトリガーについて考えていたので参考になりそう。

RDB THE Right Way ~壮大なるRDBリファクタリング物語

RDB THE Right Way - builderscon 2018/ RDB_THE_Right_Way - Speaker Deck

「データベースの寿命はアプリケーションより長い」が重い。世の10年超えのサービスはすごいよなぁ。 データと情報、技術的根拠。そして本読む時間作ろう。

ちなみに自分は以下のセッションで登壇をしてきました。

SNSでの反応を見る限りでは結構楽しめたようなので安心しました。 ここ数年ほとんど表に出ていなかったので色々緊張しました....

ソーシャルゲームが高負荷に陥っているとき、何が起こっているのか

speakerdeck.com

運営スタッフ・スポンサー・関係者の皆様、楽しいイベントありがとうございました

来年も機会があれば参加したいと思います!